花粉の代表格、スギ花粉の大きさは一般的に30ミクロンとされており、マスクや空気清浄機等の花粉除去能力をはかる際には、その30ミクロンという大きさを目安に評価がなされてきました。
しかし、それは傷つくことなく育った花粉の大きさであって、実際はもっと小さくなった花粉=「花粉片」が飛び回っているのです。
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花粉片の実態
花粉に関連する商品を取り扱う事業者を集めた「花粉問題対策事業者協議会」の発表によると、花粉片は1.4ミクロン以下まで小さくなります。
できたてほやほやの花粉そのものは30ミクロンだとしても、風とともに飛ばされ、建物に衝突し、時には車に踏まれ、細かくなっていくということです。
それでも花粉症の人々に対する影響力は保ち続けると考えられています。
小さくなっても能力は同じ!・・・お前はコ○ンか!という能力の持ち主なんです。
花粉除去能力をはかる新基準
花粉片という新たな概念に対応すべく、上記協議会は、
花粉片除去能力をはかる新基準を策定し、認証制度を始める見通しです。
基準をクリアした製品には認証マークがつけられ、消費者にとっては、これまで以上に商品の能力を知ることができます。また、業者にとっては自社製品アピールのための強力な武器になるでしょう。
今後の展開は?
同協議会には、空気清浄機関連企業(ダイキン、三菱電機など)、マスク関連企業(ユニ・チャームなど)、眼鏡関連企業(名古屋眼鏡など)が参加しています。自社製品の購買力アップに向けて、大きな力が注がれることでしょう。今後の動向に注目です。
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2015-04-26 15:28
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