いよいよ目前に迫った三浦隆司の防衛戦。
その大一番を控え、ボンバーレフトこと三浦隆司選手のこれまでのキャリア、
体格や出身地といったデータ、寸評、今後の展望など、動画を交えて御紹介。
本番を迎える前に、しっかりと基本を押さえて
楽しみを大きくしましょう!
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三浦隆司
1.人物
1984年5月14日生まれ、秋田県山本郡三種町の出身。ニックネームは”ボンバーレフト”
アマチュア時代は、国体を制するなど40戦34勝の成績を残した。
2.プロボクサー
2015年5月1日現在で32戦28勝21KO2敗2分の戦績。
14戦目に日本タイトル初挑戦。後の世界王者小堀祐介に判定負け。
18戦目、日本タイトル2度目の挑戦。王者矢代義光にあと一歩のところでドロー。
19戦目、矢代とのダイレクトリマッチに7回KO勝利。日本王座を獲得。
日本王座を4度防衛後、25戦目に内山高志の持つWBA世界Sフェザー級王座に挑戦。
8回終了TKOで敗れたものの、内山からダウンを奪う果敢なファイトで評価を高めた。
帝拳ジムに移籍。
再起以降4連勝をマーク。
29戦目でガマリアル・ディアスの持つWBC世界Sフェザー級王座に挑戦。
4度のダウンを奪って見事に王者を攻略、世界王者に。
初防衛戦は、挑戦者の地元メキシコで1位のセルヒオ・トンプソンと対戦。
ダウン応酬の試合で判定勝ちし、米大陸でも大いに評価された。
2度目の王座防衛戦は、東京にて同級2位、メキシコのダンテ・ハルドンと対戦。
2度のダウンを奪って9回TKO勝利。
3度目の防衛戦は、横浜にて1位のメキシカン、エドガル・プエルタと対戦。
6回TKO勝利で防衛に成功。
4度目の防衛戦は、オーストラリアの元フェザー級王者ビリー・ディブを迎え撃つ。
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3.これまでの寸評
”ボンバーレフト”の異名どおり、パワフルな強打が最大の武器。
昨今はディフェンス力にも向上が見られ、決して急上昇というわけではないが、
常に、徐々に徐々に強くなっている印象を持たせてくれる。
2度目の王座挑戦試合を含め、世界王座を巡ってメキシカンと4連戦。南米を中心に
米大陸でもその名を知られることになった。
同門の山中、内山、井上など、レベルの高い王者がそろう日本ボクシング界において
実は実績込みで一番ラスベガスに近い王者は、この三浦隆司ではないかと考える。
4.今後の展望
帝拳ジムの本田会長は「4度目の防衛に成功すれば、次は米国で勝負させたい」
と語っている。
三浦の激闘ぶりは、米国でも人気者となる可能性が高い。三浦を見ていると、
かつて米国リングで愛された激闘王アルツロ・ガッティを思い起こす。
米国ではもちろん、世界では好戦的な選手が好まれ、試合内容によっては
たった1試合で評価が急上昇、国籍無関係で大舞台に抜擢されることも少なくない。
現に亀海喜寛や荒川仁人は、好戦的なファイトと粘りで評価され、米国リングに
進出した。世界王者としてラスベガスのリングに上がる事例はまだ少ないが、
三浦であればガッティのように愛される存在になるかもしれない。
5.5/1防衛戦
三浦隆司4度目の防衛戦は、フジテレビ系列にて21時より放送されます。
米国上陸への試金石となる一戦に注目!
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2015-05-01 13:02
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