17日、レンジャーズが藤川球児に戦力外通告をし、大リーグ40人枠から登録を外したことを発表した模様。今後、他球団に獲得の意思を問うウェーバー公示にかけられる。名乗りを上げる他球団がなければ、マイナーリーグでプレーするか、自由契約となって移籍先を探すことになるとのこと。
藤川は2012年オフに阪神からカブスに移籍し、昨オフにレンジャーズと1年契約を結んだ。大リーグ3年目の今季はキャンプで痛めた右足付け根の影響で、開幕から故障者リストに入り、今月14日に復帰登板を果たしたところだった。
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メジャー復帰初戦は結果を残していたが・・・
(Photo by Tom Szczerbowski/Getty Images)
故障明けから復帰した今期のメジャー初戦は、14日、本拠地でのロイヤルズ戦で1回無安打無失点に抑えていた。1人目を直球で追い込んだ後、スプリットで一飛に。後続も断って9球で3者凡退。新天地で好スタートを切っていた。
しかし、復帰2戦目の翌15日、3対5と2点の勝ち越しを許した5回2死一、二塁の場面でマウンドへ。5回は右飛に打ち取り、追加点を許さなかったものの、続く6回、先頭のヘイズに初球の直球をソロ本塁打される。続くラミレスには死球を与え、キプニスに中前打を打たれた。続くサンタナを見逃し三振に仕留めたが、1死一、三塁としたところで3番手のフリーマンにマウンドを譲った。結局、フリーマンが後続に打たれ、2走者の生還で藤川に計3失点が記録される。
そしから2日後の17日、戦力外を通告された。
今後の去就はどうなる?あの球団は昨季も動いていた
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まずはメジャーの他球団の動きを待つことになるが、名乗りを上げるメジャー球団がなかった場合、本人の意思次第で自由契約になり、日本のプロ野球の球団とも交渉が可能になる。となれば、昨年も再獲得へ向けて調査を行っていたあの球団・・・阪神が動き出すのではないかと誰もが考えるだろう。
昨年、2014年8月4日のサンスポ記事では、阪神でプレーしたシーツ米駐在スカウトが藤川を視察する姿を報じた上で、記事をこのように結んでいる。
球児が再び人生の岐路に立ったときに備えて、阪神は迎え入れる準備を整える
現在の阪神の状況は・・・
出典:ganchan996.com
今期の阪神は、序盤こそ好調だったものの、一度負け越して以来借金生活から抜け出せていない。ここまで18勝22敗で4位と不振に陥っている。チーム防御率に至っては3.93で断トツの最下位となっている。火の玉ボールのスターが帰ってくるとなれば、喜んで受け入れるのではないか?また縦じまの藤川球児が見られるのか?今後に注目です。
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2015-05-18 05:58
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