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アンビリバボー!クラウンとは?望月美由紀さんをwiki調で紹介 [実話・事件]

 6月5日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」は、クラウン、道化師(ピエロ)、パフォーマー、セミナー講師として活躍する望月美由紀さんを取り上げる。


 ふだんの生活ではあまり耳にしない「クラウン」とは?望月さんはどのような経験をして、今、どのような活動をされているのか、調べてまとめた。

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望月美由紀さんの職業「クラウン」とは?



 望月さんを知る上では「クラウン」という要素が欠かせない。まずはクラウンとは一体何なのか、解説しよう。


 クラウンとは、派手な衣装にフェイスペイントを施し、舞台でおどけたり曲芸や司会を務めるコメディアンの総称だ。クラウン=道化師と思っていい。

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ピエロとクラウンの違い



 日本で道化師といえば「ピエロ」のことを言うことがほとんどだが、ピエロはクラウン(道化師)の中でも馬鹿にされる芸風の持ち主のことを指す。つまり、ピエロはクラウンの中の一分野にすぎないのだ。


 ピエロはフェイスペイントにも特徴があり、涙マークがつく。Wikipediaによれば「涙のマークは馬鹿にされながら観客を笑わせているがそこには悲しみを持つ意味を表現したものであるとされる」とのこと。


 ということで、クラウンである望月さんのフェイスペイントにも涙マークはない。下の方も「ピエロ」ではなく「クラウン」と言ったほうが適切だろう。

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出典:mcdonalds.co.jp


望月美由紀さんのこれまでをWiki調で紹介


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出典:takekoketa.com

 望月美由紀さんは、日本のクラウン、パフォーマー、セミナー講師。1977年、静岡県生まれ。


クラウンを目指すことになったきっかけ

 

 高校生のときに、地元静岡で開催された「大道芸ワールドカップin静岡」に行ったことをきっかけにクラウンの道を志す。「おお、すごい」と感じ、急にどこかへ行っても道具なしにできることを身につけたいと思ったとのこと。


上京~うつ病の発症



 本格的にプロのクラウンを目指し、上京した望月さんは、アルバイトと稽古の日々を過ごす。しかし、数年がたったある日、うつ病をわずらってしまった。


 ご本人は「弱い自分が出てきてバランスを崩してしまった。寝たきりになり、ご飯も食べずにいた」と語っている。


転機



 そんな美由紀さんが自分を取り戻したのは、参加したカナダへのワーキングホリデーだった。カナダでは、個人個人の個性を尊重してくれたそうだ。子供たちにパントマイムやジャグリングを教え、ともに笑うことで「笑うツボや楽しいことは万国共通。これが天職かな」と思ったとのこと。


 また、この間、美由紀さんは自身のうつ病をきっかけに、免疫学や自然医療の勉強にも取り組んでいる。


結婚を機に山梨へ



 美由紀さんは、うつ病をわずらい、静岡に戻った際に杉山一衛さんと出会った。はじめはうつ病の影響からか、いい印象はなかったようだが、人を喜ばせ、人を笑顔にすることが好きだという共通点から、2人は次第にひかれ合い、交際・結婚に至った。2人は結婚を機に山梨へ転居する。


幸せから一転、夫・一衛さんの病気との闘いへ



 結婚式の翌日、夫の杉山一衛さんが体調を崩して病院へ。事態は深刻で、2週間も意識が戻らず、意識が戻っても結婚したことすら忘れてしまうほどだった。一衛さんは原因不明の炎症疾患という難病におかされていた。

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クラウンとしての夫の看病



 深刻な状態に置かれた夫を見た美由紀さんは、自身のうつ病の経験と勉強から、治療には笑うことが大切だと思い、一衛さんの前では常に笑顔でいること決意する。


 美由紀さんは当時のことを「もう病室に入ったらクラウンもっちぃですね。メイクはしていないけど。自分で意識的にそうするようにしたので」と振り返る。


 美由紀さんの行動が功を奏し、一時は笑顔を取り戻した夫の一衛さんだったが、結婚50日で他界してしまった。


その後



 望月美由紀さんは、1枚のはがきに自身の経験をおさめるコンクール「日本感動大賞」に、「クラウンに魅せられて」というタイトルで応募。大賞を受賞した。美由紀さんの作品「クラウンに魅せられて」は、『泣き虫ピエロの結婚式』として書籍化されている。
  

 時間的制約があるから仕方がないのだが、基本的にテレビはほんの一部の切り貼りでしかない。美由紀さんの経験や考えに感銘を受けたのであれば、一度じっくりと本を手にとって読まれることをお勧めする。

望月美由紀さんの現在


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出典:sbrain.co.jp

 美由紀さんは、現在、山梨県甲府市で大道芸のサークルを立ち上げ、後進の指導に力を注ぐほか、自身の経験や知識をもとに笑顔の重要性を広めるべく、笑顔のセミナー講師として活躍している。


 大道芸のサークルについて「動きとかに癖が出るんですね。客観的に指摘されたり、自分でも『ああ、そうか』と気づくことで、こういうキャラクターなんだなと受け入れることができて、自信もつくし、自分が楽しく生きるためのヒントがクラウンにある。それは体験しないとわからないので、一人でも多くの人に参加してほしいなと思います」と語っている。


最後に



 人生いろいろとつらいこともありますが、望月美由紀さんの経験を知ると、自分に言い訳ができなくなりますね。笑顔をつくることは、簡単にできるようで非常に難しい。自分でいっぱいいっぱいになり、周りが見えなくなった結果、怒りっぽくなってしまいがちです。


 でも、大きな大きな試練を乗り越えた方を見ると、自分もトライせねば!と思いを新たにできました。頑張ろう!

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