業績悪化に苦しむ日本マクドナルドホールディングスが、経営再建策として「ビジネスリカバリープラン」を発表した。
まず手掛けるのは、既存店のリニューアル。約3000ある店舗のうち、今後4年間で2000店を改装する計画だ。
同時に不採算の131店を閉鎖し、本部社員100人を対象に早期退職を実施する方針。地区本部制も導入し、全国を3エリアに分けてマーケティングなどの権限を委譲する考えも打ち出している。
2015年度、フランチャイズを含めた全店売上高は前年度比14.4%減の3820億円、最終損益は380億円の最終赤字を見込む。それをプランの実行により、18年度には売上高を4500億円に、最終損益も100億円の黒字にまで回復させるとしている。ダイヤモンドオンライン記事より抜粋
既存店の改装、不採算店舗の閉鎖、リストラを含めた「ビジネスリカバリープラン」果たしてうまくいくでしょうか。
チキンナゲット事件で信用が地に落ちてしまったマクドナルド。
イメージの回復に必死なのはわかります。
確かに落ち着く環境などもお客様にとっては大事ですが
「本当にお客様が求めているのはそういった部分なのか?」
と声を大にして言いたい。
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V字回復した企業戦略・事例
「ちゃんぽんの店」として有名なリンガーハットも、かつては苦戦していましたが、
価格競争からの脱却を図り、材料を国産化してV字回復を果たしました。
まさにお客様が求める「食の安全」に配慮した戦略の勝利と言えるでしょう。
国産化については、ケンタッキーや餃子の王将も追随しています。
一方、マクドナルドは・・・
メニューに関しては、新作も従来メニューの材料の使い回しばかり。
メニュー表を提示しなくなったり、復活させたり、
もはや一体何がしたいのだかよくわかりません。
溶けるとまずくなるシェイクを持ち帰りで頼んでも、
先につくって放置したあげく、温かいものと一緒に入れてくれます。
すばらしいサービスですね(笑)
一度それを防ぐために「シェイクは最後につくってくださいね」と事前に頼むと
「それは当然です」と答えてくれました。いつもやっていないんですが、
そんなことにつっこむ気力すら奪ってくれます。
店の都合ばかりで、お客様の立場に立った接客とは考えらません。
自社の御都合主義が散見されるようでは、いくら改装をしても厳しいと断言します。
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2015-04-27 12:27
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