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自民党若手議員らが「過去を学ぶ」勉強会を設立 そのメンバーと意図 [政治]

自民党の若手「ハト派」議員らが7日、勉強会を設立する。「歴史修正主義的な過剰なナショナリズムを排し、保守の王道を歩む」と設立趣意書に掲げ、穏健な保守こそ自民党の歩むべき道だと訴えていく構えだ。

名称は「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」。衆院当選2回の国場幸之助氏、武井俊輔氏(ともに岸田派)、石崎徹氏(無派閥)が発起人代表を務め、各派の若手議員が発起人に名を連ねる。参加資格は同党所属の当選1〜2回の衆院議員と、2013年参院選で初当選した参院議員。

設立趣意書は「国民各界各層の広範な思いを大きく包摂し漸進していく」ことが自民党の役割だとして、より幅広い国民の支持を得る必要性を強調している。

発起人の一人は「ヘイトスピーチなど隣国との対立をあおるような風潮に対し、強い問題意識を持っている議員が自民党にいることを示し、保守への信頼を勝ち取りたい」と語った。(毎日新聞ウェブより)

重要だと思われる部分を赤字に変更しました。そこから、このニュースについて考えるべきポイント、設立の趣旨や内容について深掘りしてみたいと思います。

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このニュースは末尾から読むと、目的がよくわかりますね。

発起人の一人は「ヘイトスピーチなど隣国との対立をあおるような風潮に対し、強い問題意識を持っている議員が自民党にいることを示し、保守への信頼を勝ち取りたい」と語った。
この部分に関して、なぜ名前を伏せたのかはよくわかりませんが、要は、既に現時点でヘイトスピーチなどに問題意識を持っている発起人がいて、それをアピールするために勉強会を設立した。

その名目は
「国民各界各層の広範な思いを大きく包摂し漸進していく」ことが自民党の役割だとして、より幅広い国民の支持を得る

ためとする。

その名称は
「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」

ということ。


ニュースの抜粋では引用していませんが、初会合の講師は古川貞二郎氏だそうです。上記のように、既に答えありきで設立されたものですから、今後もどのような講師が呼ばれるのか?注視する必要があるでしょう。

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こういった勉強会では、結局、発起人たちのイデオロギーに合った講師が呼ばれます。(参加者でなく、あくまで中心となる発起人たち。参加者の中には、あえてイデオロギーに合わない場へ参加する勉強熱心な方もいますから)


安倍首相が創生日本で竹中平蔵氏を呼び、また、安倍首相に近い議員らで発足させた勉強会の顧問に同じく竹中平蔵氏を招いたような構造ですね。


こういった情報はしっかり咀嚼し、今後の政治動向のチェックや投票行動に役立てていきたいと思います。

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タグ:政治
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